ぐりおです。
今日、NHKのニュースで東日本大震災で被災された方の写真の修復をボランティアでしている大学生の話がありました。なんでもあと3万枚位残っているそうですが、修復した写真を受け取った方は大変喜んでおられました。
めでたし、めでたし。
と言いたいところですが、捻くれたちょっと視点を変えてみると、どうでしょうね。こんな記事を書いたこともありますが、ぐりおはボランティアが大嫌いです。
大雑把に考えて、数万枚の写真の修復の依頼があるということは、被災したすべての人が依頼しているわけではと思います。やはり大雑把ですが、依頼件数は一人で1、2枚位ではないでしょうか。因みに最近ではカメラ店でも写真の修復をしていますが、概ね1枚1000円程度です。時給を考えるとその位が妥当だとは思いますが、つまりこれは数千万円の市場だったわけです。
結論が先にきましたが、ボランティアができるのは、お金と時間に余裕がある方です。今回は大学生ということで、まあそれに当てはまるでしょう。
何だか、被災者の方からお金を取ると悪者の様な風潮がありますが、写真の修復を依頼する位の人なら、1000円位だせるかもしれません。それが大事な、もう取り返しのつかない記憶ならそれ位安いものです。
話は戻りますが、お金を取っていれば数千万円の収入があったとして、それの10%でも寄付していれば困った人のところにお金が届いたかもしれないわけです。そうすればお金があるところからお金の無いところへと流れる一つのルートができますね。穿った、というか捻くれた考え方をすれば、そういった機会をボランティアというのは奪っているのですよ。
何でもタダでやればありがたい、なんて考えは捨ててもいいと思いますよ。意外と一般的には弱者と考えられる方にお金は眠っているものです(やや蛇足)。本当に困っているのなら、そういう写真修復の仕事を斡旋してもいいんじゃないですか?写真修復なんてそれ程難しいものではないですよ。PCとスキャナがあれば、あとはフリーソフトでなんとかなりますから。
大事なのは適切に対価を得ることを悪としてはいけないことです。

